Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

次男のすごいところ

昨日、午後7時半、我が家ではこんなことが起きていました。

 

練習を終えた長男と次男の迎えから車で帰ってくると、家の駐車スペースで

三男と娘がチョークで絵を描いて遊んでいました。

 

広々とした場所に絵を描くのは楽しかったのでしょう、「おーい、どいて~」と言ってもどかない。ゆっくり車でじりじりと近づいても、絵を描き続けている。

 

こういう場合、だいたいこのくらいで、堪忍袋の緒がめちゃ細い長男が助手席から、啖呵を切って強制終了となるのですが今回もお決まりのパターンでした。

ギリギリまで自分の存在をアピールしようとするリスクテイカーな三男に対して、長男は絶対にそれはさせたくない、でも見苦しい言動もできるだけとりたくない、という感じで、怒ったまま、スタスタと家に入っていきました。よくあるパターンなので、私は、「言葉は荒かったものの手や足を出したわけではない、あれでもグッと我慢しているに違いない、三男も(今回は)口答えはしてはいなかったようなのでましなほうかなやれやれ」と思いながら、しばらく車で息ついておりました。

 

すると、後部座席で次男が同じように、冷めた目つきをして座ったままでいることに気づきました。

 

私が、「きみはこういうとき平然としてるよね」と聞くと、

 

次男、「怒ると疲れるし、それに対して言い返されるのも疲れるからやめてるだけ。ほんとは、イライラしたし蹴り飛ばしてやりたいとも思ったけど」

と返してきました。

 

4人くらい育ててみると、悟りを開いている子供が1人ぐらい出てくるものです笑

 

13歳ですが、「生まれ変わりの回数1番多いよねたぶん。」と思ってしまうことが多々ある次男。

 

喜怒哀楽が激しく分かりやすい兄の直後ろで、何を悟って生きてきたのでしょうか。笑

 

この辺の感情コントロールは、生まれながらの環境のお陰か、うまいよね・・。このこのこういう性格のお陰でうちの3兄弟はなんとかまとまっているのよね、とよくぞ生まれてきたと思います。

 

かといって、じゃあこの子が心配ないかと言ったらそうではないんですけどね。

例えば、少しお使いに行ってこれ買ってきて!というような頼みや、お皿ちゃちゃっと洗っといて!というタスクに対しての耐性は、ものすごく弱く

そういう細かいことを考えただけでストレスを抱えてしまう子でもあるという。

 

逆に、そういうことへの耐性、新しいことに適応するのは長男と三男が強い。

 

人間1面だけではないなあと、子供たちから学んでいます。

 

他人も自分も、弱い面は大目に見て、思わず感心しちゃう部分に虫眼鏡を当てて

付き合っていきたいものです。

 

 

ほんじつも、だらだらした文章であしからず。