Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

州大会レポ

SCYシーズンも終盤、怒涛の大会ラッシュの真っ只中です。

(SCYは25ヤードプール、LCMは50メートルプール)

 

今年は周りの支えのお陰で、長男が州大会出場基準の1マイルになんとか食い込み、おまけの1000ヤード、そして200IMリレーの補欠出場と3つのイベントに出ることができました。

 

喜ばしい、彼らの成果を応援して州大会という晴れ舞台でパフォーマンスさせてあげたい、とこちらもそのつもりでいるのですが、なんせ会場が車で3時間先なので、サポート側も軽やかにとはいかず、日常の家事や仕事、他の子たちの世話等と同時進行でそれを入れ込むのはかなりの力技で、キーっ!!となることや、もーっ!!となることや、あ”ーーーーと落ち込むことも全部ひっくるめて州大会という思い出だったというまとめ方をしております。

 

と、サポート側目線ではこんなもんでしたが、

実際に参加した本人曰く、州内から集まる15歳以上グループの大会はでかくて速いやつしかいない世界だそうで、歯が立たず結果は散々だったそうですが、まあ、よくぞ行った、圧倒されて雰囲気に飲まれたとしても、泳いだことには変わらない。そんな経験のかけらもしたことのない親から生まれたあなたが、州大会に出場したのだということだけですごいことだわよー。と、田舎ものまるだしのほめ方をしてフォローしました。

 

夢見る少年だった時から、現実が見えてくるようになって、自分の力量と戦う土俵があっているのかどうかと考えているような様子も伺えますが、それもまた青春?かもしれません。

 

そして、「精一杯取り組んでいる限りは応援する」と言いながら長距離運転を買って出てくれて会場の近くで持参した仕事をし、道中食事を食べさせ、という大仕事をこなしてくれた夫が今回の縁の下の力持ち賞でした。

 

それからなんと、長男が出場したイベントの1000ヤードの過去の大会で出された記録リストに、あの人の名前がありました・・・。あのかつてオリンピックでメダルをごっそりとっていたマイケルフェリプスの名前が・・・。2000年、16歳の時にこの大会で泳いでいた様です。

 

f:id:swimmom107:20220302013828j:plain

 

1000ヤードとはいえ、1分、2分の違いはもう”insane"(めちゃくちゃすげー)とのこと。

泳いでない私でも数字を見るだけでなんとなく、insane度が伝わってくらくらめまいがします。

 

 

はー。

と、だいたいここで私らはいったい何のためにやっているのかモードにハマるのがいつものパターンですが、そこから何度も這い上がってきている年季だけはあります笑

 

とにかく、情熱をつぎ込める場があるのがありがたいし、できる範囲ですが私たちも協力し合えるチームというプールの中でできることをやる、もちろん良い成績も大事ですが、このプロセスの中で学んでいること、収穫していることがあると(いうことにして)、長期ゴールに合わせていこうやーということろこです。(←得意のこじつけ)

 

 

来週は次男の番です。

目指していた大会はふたを開けてみたらゼーハーする部分もありましたが、家族のチームワークこそが本当のパフォーマンスだと思って、最後まで丁寧に向き合っていけますように・・・といったところでしょうか。