Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

炊飯器抱えて州大会へ

州大会のトリップが無事に終わりました。
今年は、長男次男共に当たり年で二人合わせて12イベント参加でき、
州に散らばる他のチームから集まったツワモノたちと思いっきり競争ができたようです。
良い結果もあれば、コテンパンにされたものもありましたが、それはそれ。
勝った人も負けた人も次にどうするかが注目ポイントです。


競泳のレースなんてそういうものー、生ものよー、と思いつつも彼らの1年間の集大成を応援すべく、
5日にわたる州大会のスケジュールに、家族の総力をあげてつきあいました。夫も休暇をすべてつぎ込み、三男と娘も連れ、炊飯器持ち込んでキッチン付きホテルに滞在し、
朝からの予選と夕方の決勝にピストンできる体制を準備し、もうこれが我が家の夏バケーションねということにして、空き時間に近場の観光地にもちょこっとだけ足を運び、お得意の、全部込みプランを強行してきました。



会場はボランティアの親以外入場禁止だったので、LIVEでスクリーン越しに応援となりました。
我が子や子供の友達のイベントの時間だけ画面を見て、その他の時間は別のことをしてゆっくりするという、今までは会場にずっといないと見れなかったのに、まさかこんな時代が来るなんて。楽で嬉しいような。なんだか寂しいような。

なんて、別に親は近くにいなくてもいいのですよね。泳ぎの指導なんてしようものなら怒られますし、応援だって友達からされた方が嬉しいわけなので、ひたすら影武者に徹するわけです。
ご飯をつくり、寝床をつくり、送りだす!

このエネルギーがどこかのだれかに喜ばれているかもしれないと思ってみる、とほほですがそれ以上のことはできないですね。


そんなこんなでしたが、今期もコーチとチームメンバー、そしてその親御さんたち、プールの施設のおかげで、体当たりできる環境をもらえたことが途方もなく幸運だったなあと改めて感じるところです。


これからチームは2週間ほどお休みです。
早速、ひましている子供たちに今日何しようか?と聞いたところ、懲りずにそろって「プール」との答え。


娘は私と浅いところで遊び、息子たちは友達と久しぶりにトレーニングではないスイミングを満喫していました。
それにしても、鍛えた水泳のスキルを使って、水中鬼ごっこかあ。
日々積み重ねているものが実生活で何にいかせるかって、そういうことくらいよね・・。

改めて、これほどの生ものパフォーマンスに家族の総力を使っていることの意義への複雑な気持ちで、つい空を見上げてしまいました。


f:id:swimmom107:20210804194810j:plain