Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

感染対策と秋の空

アメリパンデミック、落ち着いてきているのか、盛り返してきているのか、正直まーったく分かりません。

 

私の生活圏、車で20分の移動圏内の中でも対策が全く違って、それもしょっちゅう変わるので、もういい加減冷めた目で見てしまう・・というのが本音です。

 

先週のとある私の一日でも、

 

朝から眼科のアポで地元のオフィスに行きましたが、そこではマスクの絵がデーンと書かれ、Mandate!(義務!)と書いた赤い紙がドアの真ん中に張ってあり、「あ、マスク忘れた!」なんて言う人には、ピリピリとした受付の人が使い捨てマスクをそそくさと出してくれて、一秒でも早くすべし!という目くばせをしてくるといった雰囲気。

マスク着用率100パーセント。

 

 

お昼の後、友達とのプレーデートで子供たちを連れて行った個人経営系のアイスクリームショップでは、店員さんもマスクなし、張り紙もなし。お客さんも、アイスクリームをその場で食べるためマスクしている人はゼロ。

 

そのあと、買い出しにいつものスーパーに行くと、「最新のCDCからの通達で、ワクチンを受けていない人は、マスクをすることをRecomended(すすめます)」と小さい文字で書かれた薄い配色の張り紙が、自動ドアの片隅に張ってあり、中のマスク着用率は7割程度。

 

その後、牛乳を買い忘れたので、いつもあまり行かない大き目のスーパーに行ってみると、

「ワクチンをしたひともしていない人も、マスクはRequired(必要)」という張り紙が、ドアの片隅に貼ってあり、マスク率は同じく7割くらい。

 

夕方、プールに子供たちを連れて行くジムでは、入り口のドアのマスクに関する張り紙なしで、受付の人も利用者もマスク率ほぼゼロ。外プールで遊びましたが、すごく暑い日だったので人もものすごく多く、イモ洗い状態の中でもマスクなしで井戸端会議しまくりの図。

 

最後に、子供たちが予約したマンガをとりに図書館に行くと、入った瞬間すぐにわかるサインがででんと置いてあり、Must という言葉で割と厳しめに注意書きがかかれていて着用率はほぼ100パーセント。

 

公的なところと、医療系のところは厳しめだけど、自由なビジネスになればなるほど、言葉の選び方が優しくなっているというところでしょうか。

 

へそ曲がり人口の高いアメリカ人、ナウシカもびっくりのガスマスクみたいなものを付けている人を見かけるかと思ったら、その横をマスクなしの人が平然と通り過ぎていくし、車で20分くらいで行けるアーミッシュ経営のスーパーでは、去年のパンデミックの渦中もマスクをしていなかったという話も聞いたり。

それぞれの場所、人の対策への応じ方を見るだけで、その人とカルチャーがどの辺の情報をひろっているのか、どんな考えで動いているのかある程度予測できる不思議な時代です。

 

普段から、嫌なことは嫌!私はこういう意見!と、主張しあいまくりで困ったちゃんだらけの国だなあとは思っていましたが、こういう時は、私なんかのへそまがりレベルでは目立つこともなく、肩身がせまいって気持ちもどこかに飛んで行ってしまいます。まさか、この困ったちゃんな人たちに救われるなんて・・。人生分からないものです。