Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

子供が競泳オタクだと得する6つのこと

いつか使ってみたかったタイトルです。

うちだけのデータなのでたぶん使い方は間違っていると思いますが!

 

 子供たちが水泳を始めて気づけば6年たち、競泳オタクへの道を突き進む彼らに振り回されてバタバタとしているだけのように感じていた日々から、ふと、応援する側の私にもメリットがあるのかなと思えることがふえてきました。

 

ということで、今日はそれをつらつらと書くことにします。

 

 

 

良かったことその1、早起きの習慣がついたこと

 

息子達の朝練の送迎のために毎朝4時30分に起きて動き出す習慣がついたことは、いつまででも寝ていられる猫タイプ人間の私にとってはとっても大きなメリットでした。起きないと息子達に叩き起こされるので、強制的ではありますが、早起きして出来た時間で家事を進めると、頭がさえる(気がして)なんだか時間を生産的に使えているような(気がします)

 

 

 

 

その2,摂取カロリー制限ができたこと

 

3人のスイマーですが、ご想像の通り、よーく食べます。とにかく食べます。

買っても買ってもすぐに冷蔵庫や食料棚がからっぽになっていく状況なので、これまた強制的にですが、私に回ってくる食べ物が自動的に減り(涙)、余剰カロリー摂取から遠ざることができています。お皿にのせて、さあ食べようとすると、その時点ですでに食べ終わっている人達から狙われ、例えばディナーロールが2個から1個になったりして、カロリーが3割カットされることだってしょっちゅうあります。給料の天引き?と同じ要領でしょうか?

夫が以前からこだわって買っている朝ご飯用のファンシーシリアルも、あっという間になくなってしまうので、じわじわと彼の体重は高校時代の体重に近づいてきているそうです。

 

 

 

その3,栄養のバランスが良くなったこと

 

2番に書いたように、量も食べはしますが、限られた食費の中で「スイマーに良い食事」をひねり出そうとしてみると、インスタントフードやら嗜好品を買っている余裕がそんなにないので、結局自分もバランスの良い食事をとることになっている気がします。子供たちの残り物とはいえ、良いバランスは良いバランスです。

 

 

その4,思春期の子供の変化を予測できたこと

 

子供達が通っているチームには、5才から18才まで(幼稚園から高校生のシニアまで)の子供達がいるのですが、ミートやイベントで自分の子達だけでなく年齢層の違う他の子供達の様子を知ることが出来たことで、たった数年で大きく変わる子供の変化をある程度予測でき、心の準備ができたことはプラスでした。ある時を境にチョロチョロ走り回る少年が、徐々にむすっとした感じになり、周囲が近寄りがたくなる雰囲気を漂わせるように変わっていく様子を、うちの子に限ってそれはないわと思って他人事のように観察していましたが、今まさにど真ん中。手こずっていますが、他の子を見てきたことで、まあだいたいこんなものと思えているのが救いになっています。

 

 

その5,送迎の車の中で子供たちと話が出来る時間が持てたこと

 

ティーンエイジャーは、小さい頃みたいに親の近くに来たがりませんが、送迎の車の中では、嫌でも親の隣に座って狭い空間の中で一緒にすごさなくてはなりません。そうしないとプールにいけませんから。

 

家のなかだと私が大事な話をしようと思っても、彼らにとってはどうでも良く感じるのか、そそくさと逃げていきますが、車の中では逃げられないのです笑 うふふふ。

 

 

 

その6,200Mバタフライができるなら、君はなんでもできるわよと言えること。

 

子供達が普通の生活の中で面倒くさかったり、やりたくない何かが目の前に現れてぐずぐずとしているときに、「君はバタフライを200メートル泳げるんだから、これくらいできちゃうでしょ」と言う魔法の言葉を使えることは便利です。

 

一瞬「え?」という顔をしますが、まんまとやる気を起こすことがあります。どのスイマーも、初めて200バタフライを泳いだ日は人生が変わるそうで、この大きなチャレンジをしたあとは確かに大きな自信になってるはず、、、ということに便乗して意地悪かあさんは、「あれができるんだから、こんなことはチョロいはず!」と言うことにしています。今のうちだけかなとも思いますが。

 

 

 

 

ということで、書き出してみると、私目線だけでもこんなに良いことがたくさんでした。

 

1、2、3、5の4つに関しては特にですが、自分でも知らず知らずのうちに、生活習慣が自動的に改善されていたのです。

 

最近流行でいろんなところで見聞きする、「習慣を変えるには環境を変えるべし」というアドバイスにもあてはまっているきがします。

 

スイマー投資から受けとってるリターンのうちわけは、子供達の水泳スキルアップという項目なんてほんの数パーセントで、家族で強制的に健康・健全な生活習慣を身につける環境を得られるということの方がメインだったりするような気がしてきました。

 

 

なんて、別にスイマーじゃなくたって、サッカー少年でも野球少年でも同じですね。

というか、3歳児でも、夫でも(笑)、とにかく世話をする存在がいることは、習慣を変えるための環境に身を置く方法の一つなのかもしれません。

縛りこそ自由へのドア?

 

だとしたら、、、もしかして、、。

 

あ、もういい加減このへんにしますね。

 

というわけで、こんなことをぶつぶつ考えながらいろいろとこじつけつつ、毎日頑張ろうかなというところです。