昨日は、息子達の年に一回の小児科検診の日でした。
長男の新生児の検診の日からずっと通い続けている同じオフィスですが、彼らが大きくなってからは、まとめて予約カードに「Boys」と書かれるようになり、一度にぞろぞろ連れて行くのが恒例になっています。
今回も、ありがたいことに健康の心配はない3人でしたが、身長、体重、脈拍を測ったり、予防注射をしたり、メンテナンスがてら行ってきました。
担当のナースは、てきぱき彼らを誘導し、ちゃきちゃき進めていて、さすがだなあと感心して見ていたら、突然私に向かって、「ボーイズ3人に、最後が娘ね。私とおんなじ!」と嬉しそうに話しかけてきました。
どおりで、ボーイズの扱いが慣れているなと思い、「そうなんだ〜!」とひとしきり感動した後、その場にいた息子達にも気を遣って、とってつけたように、「この構成が最高よね〜!」と言ってみたら、なんと、
「そうよね〜。ほんとボーイズは退屈!つまんない!それに比べて女の子はFunよね〜。」との超KYなリアクションを返してきました汗。
たいへん!と思った瞬間、長男の表情を見たのですが、やっぱり顔がこわばっていました(笑)測定で、自分の身長が私より1㎝高くなっていたことが分かって小躍りしていた直後の出来事だったので、なおさらです。
「そ、そ、そうだねえ!」と、どう返事して良いか分からない状況でしたが、幸いその個室はすぐに出て、ドクターのオフィスに移動しました。
(こうやって、いろんな意見が飛び交う社会にどんどんもまれていっておくれ・・。)
次に案内されたベテランのおじいちゃんドクターのオフィスでは、数分前の出来事もすっかり忘れて、3人とも、自分のことに注目してくれ、話を聞いてくれるドクターとの時間を楽しんでいました。
ドクターなのに、日本語をちゃんと話してキープしなさいだとか、おいしいお魚はどこで買える?とか、何のゲームが流行っているの?とか、半分以上は無駄話でしたが、その中でも上手に、「友達はいる?その友達はママも気に入ってる?」というような重要質問も混ぜ込んで、彼らの、体だけでなく、メンタル部分もさりげなくチェックしてくれていました。
でもやっぱり最後には、「とにかく、2カ国語は将来財産!英語は後で良いから、日本語をキープして!」という変な”処方箋”をもらって終わりました。
何しに来たんだ私らここに・・というチェックアップでしたが、まあ大事な繋がりのひとつなのでありがたいことです。
13歳、11歳、8歳、息子達は、確かに、ますます、おなかすいた時にしか絡んでこなくなりましたが、決して退屈ではありませんよ(笑)
せっかくなので、彼らが羽ばたくまで、手元にいる間は遊んでもらおうと思います。