Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

4番目が泳ぐ理由

学校で働いていると、子供たちの習い事事情に詳しくなります。

今は3年生の教室でアシスタントデューティーに入っていますが、子供たちの中での人気スポーツは、圧倒的にフットボールとサッカーでダンス、体操が続き、時々空手キッズがいるという様子。スイミングは全く出会いません笑 

 

泳げるようになるまではレッスンを受ける子たちはいるようですが、競泳の世界に繋がっているスイムチームに所属していますという子は少ないようです。

 

学校にもよるのでしょうが、息子たちも同じ小学校を出ているので、普通に学校生活を送っていただけではきっと巡り合うことはなかっただろうなと、改めて、奇妙なルートでこの細々とした道を歩いてきているなあと振り返る気持ちです。

 

その奇妙さは、長くなるので置いておいて、(まあ、隣の家のやんちゃ坊主のママがプールに連れて行ってくれたことが全ての始まりなのですが)

 

うちの長女、その、スイマー率の低い低い小学校に通いながら、ついに

「ぼく*もやる」と言い出しました。*生まれてこのかた私といったことはない

 

慎重でマイペースを崩さないおっとり娘、この夏はやっと水に顔をつけそれ以来

海女さんのように、潜る専門で水の中でたくさんの時間はすごしてきました。でも、母目線で何年も観察していますが、どうやら覇気はない。競泳の「競」の字がイメージできない子なので、はて、どうしたものかと思っていました。

 

息子たちには、「やりたいひと、本気の人、練習にしっかり行く人だけやってください。うちにはこれは贅沢品なので、やる気のない人はやらなくて結構です」というスタンスで接しているのに、娘にだけ、やる気を確かめないでルートに乗せるというのは、何か違うし、そもそも、やらせられて続けられるものでもない、まあ、溺れない程度の泳ぐスキルがいつか身に着いたらよいのかなと思っていたところの、宣言でした。

 

いったい、どうしてかと理由を聞いてみると、

 

「ママがスイムミートの時に、売店のボランティアをしてお菓子とジュースを売っているところにお友達とお買い物に行きたいから」との答え。

 

具体的ではっきりとしたイメージです笑

 

お兄ちゃん達には、「なんだその理由・・」と呆れられていましたが、

 

わたしは、「よーし」と思いました。なんであれ、自分で決めたことが良いのです笑

 

 

そして、この子は兄たちのようなギラギラはありませんが、パパ譲りの、”地味にリピートできる力”が備わっています。それは母の観察結果では太鼓判。

 

それに、4人とも同じスポーツは「らくちん」

 

本音はこれに尽きますね・・・。