最近、Swim Mom、書くことがありません。
長男入部から7夏目が終わって、気づけば新米が古株になっている。。
最初はやることなすことフレッシュさがあったのにいつのまにか慣れ切ってしまうものです。
LCMの州大会参加もあれほど貴重な機会とばかりに家族総出で意気揚々と参加していたはずなのに、今年は、横着をして、「必殺、手分けの術ー」と言うことにして、
長男次男の引率、パパ。
三男長女と留守番、私。
もー、これでいいわー。いってらっしゃーいと丸投げです。
この役割分担が最適なのは、
夫が引率だと、
3時間の道のりを覚えていて地図も見ず、迷わずに運転できる。(わたしはナビを使っても迷うことがある)
ごはんもローカルのスーパーで調達して食べさせることができる(パパの好みと息子たちの好みが近い)
空いた時間、待ち時間に仕事もできる
タイマーボランティアが大好き
ね。私はもう不要なんですよー。
なので、今週末の州大会の全日程、4日間ほど家族は二か所に分かれそれぞれ暮らしています。
アプリで確認できるタイムだけを見て応援するのはなんとも味気ないのですが、
15歳と13歳、パパとの3人旅もまたそれはそれで意義深いかもしれないと思い、潔く(?)送り出しました。
それにしても、今更ですが、競泳ワールドというのは特殊な世界。
一番多い年齢層は9-10才で、それ以降はだんだんと競技人口が減ってきます。
15歳以上なんて13-14歳のグループの4分の1くらいになってしまいます。
ある程度早く泳げるようになったら、その後の1秒や2秒縮める為に、練習に時間とエネルギーを費やすという割に合わない作業をやるかどうか、誰でも疑問に思うはずです。
普通は。途中スランプだって、他のスポーツの誘惑だって、ある。
水泳で奨学金をもらえる子なんて、ごくごくわずかです。
なので、それ以降も続ける子たちと言うのは、
そう、オタク。
うちの子たちは、オタクの性分だということです。
更に、ミートでの待ち時間は、ルービックスキューブをひたすらやっているのでダブルオタク。
朝練をして、夕錬をして、貴重な週末を大会にあて、スランプでタイムが落ちて周りにかっこつかなくても、やり続ける・・・。はたから見たら、親が無理やりさせているように見えていて、可哀そうな子供時代と見えるかもしれません。過酷な軍隊のような生活を強要されている悲惨な人たちに見えるかもしれません。
が、その喜びは、やっている本人たちにしかわからない・・・
ものですよね。どの世界も。
オタクの気持ちを分かっている夫としても、本人たちが納得して没頭してやっている分には応援したらいいと思っているようで、しかも、そのエネルギーをふさわしいところに送り込まないのはまずいとも思っている様です。
正直、いったい何の意味があるのかわからない世界に家族みんなで迷い込んで、誰もブレーキをかけられないでいる感はあります。
ですが、親としてサポートできる期間も限られているわけだし、オタクだろうがなんだろうが、どうせなら徹底的にやるかーと、子供たちと一緒に狂気の世界にまた1年飛び込もうとしているところです。
やりたい人がやったらよくて、誰にでも勧められる世界ではない・・というのは確かなので、思いっきり飛び込む熱い部分と、いつでもやめてOKという冷静な部分のバランス感覚の舵取りが主な仕事になりそうです。