Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

大は小をかねなかった

長男がやってることならやるのが当たり前!という方針でずっと生きてきた次男は、スイマーライフもなかなか調子よく送っていて、この新しいシーズンスタートではなんと長男と同じグループに呼んでもらいました。朝練もハードな練習ありなスケジュールになったものの本人は得意気。こちらも「迎えの時間が同じになって楽になった」とこっそり喜んでいました。

が、スタートから3週間後、コーチから「やっぱり前のグループに戻します。」との指示がおりました。

 

夏休みが終わって学校が始まり、いっきにスローライフになった私と娘(2歳)やることがなく昼間っからプールに行き、おじいちゃんおばあちゃん達がゆっくり泳いでいるだけのしずかーなプールでプカプカと浮いていたところ、水泳のコーチがつかつかと歩いて近寄ってくるではないですか。そして、プールの中にいる私に合わせてしゃがみ、こそこそ声で、「ハロー!〇〇(次男の名)は最近どう?」と声をかけてきました。そして、わたしの返事も待たず突然、「〇〇を一個下のグループにもどそうと思うのだけど」と、ビックリニュースを教えてくれました。

 

どうやら、次男は周りの速い子達にあわせようと慌て、フォームが崩れ気味になっているのだとか。なのでしばらくは違うグループの中で練習するのが一番良いのだということで、コーチたちの中で決まったのだそうです。

 

そういわれてみれば確かに、練習から帰ってきた次男の疲れた様子は以前よりもひどくて、顔色も青ざめているような日もあったなあと思いだし、あれは無理していたのか・・と、やっと気づきました。

 

長男にもよくよく聞いてみたら、次男のシニアチームでの練習の様子は、ヘロヘロ、フラフラで、チームの士気を下げる系だったそうなので、それで良いと思うと。

 

帰宅した次男本人にもおそるおそる伝えてみると、最初は、目を見開いてショックそうな顔をしていましたが、すぐに「シニアはハードすぎたからそれでいいや」と事実を受け止めていました。

 

なるほど、速いチームに入ればいいってもんじゃないんだなあと、個人の様子をちゃんと見て、長い目で指導してくれているコーチ陣はありがたいなと改めて思いました。

 

そして、何事も身の丈にあった、チャレンジ、グループ、ゴールって大事だよねえ。と、私自身も考えるきっかけとなりました。