ついひと月ほど前、息子達の所属している水泳チームに、過去オリンピックで4回メダルをとったというJason Lezakさんを迎えて特別なイベントがありました。質疑応答と泳ぎ方の指導、最後に金メダルを触らせてくれて写真撮影とサイン会という豪華なプログラムということで、わたしもミーハー心で参加したいなと思いましたが、残念ながら親は入室禁止。
その後、ただでさえ普段感想の少ない息子達からなんとかいろいろと様子を聞き出して場をイメージした次第です。
まずは質疑応答で、長男は「息継ぎの頻度」を聞いてみたとか。ストローク3回につき息継ぎを一回にして頑張っていた長男は、このときのJasonの答えが、「毎回息継ぎしている」というのに驚いたということでした。←私と違ってこういう時に躊躇せず全体の前で手を上げるのでいつもハラハラしますが、これはなかなか良い質問。
他にはどんな質問が出たの？と聞くと、面倒くさがって「忘れたー」などと言うので、じゃあ、「どんな食事をしていますか？」みたいなことを聞いた人はいた？と聞いてみたら、「いたよ」と言うではないですか。
やっぱりーもー、早く教えてよ。ママはこれでも君たちに何を食べさせたら良いのか、栄養は足りているのか、いろいろと考えているのよ！ 泳いでいる分のエネルギー＋成長期で大きくなっているエネルギーを支えるだけの食事を準備しないといけないプレッシャーがあるのよ、いつもワンプレートの適当ご飯ばっかり作ってるけど、こう見えて少しは気になってるの、 それで、Jason Lezakの答えは？と攻め寄ると、
「あー、えーっと、なんだったけ、あ、そうだ、思い出した！
『Well balanced diet』だってよ」と長男がかろうじて覚えていました。
それを聞いて、へー、やっぱりそうなのかー、納得！と思うと同時に、特に参考になる具体的なアドバイスではなくて少しがっかりもしました。何か、答えはこれ！このスーパーフード！みたいな簡単な近道を教えて欲しかったのですが、結局そんなものなどなく、地道にバランス良く食べるという道を行くべしということなんでしょうか。
それ以来、その神々しい言葉が頭に残っています。
バランス・バランス・ウェルバランスド・・・。
シンプルそうで、よく考えたらやっぱりハードルが高い気がするのですが、Swim Momを宣言をした以上、テーマに据えて行こうと思いました。
