Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

時々キューバー

6月の半ばから始まった夏休みがあと1週間で終わろうとしています。

日本で育ったものとしては信じられないことに、この長い夏休み中に宿題がまったくといってよいほどないので、我が家の子供達の様子を見ていても、算数の問題なんかは一問も解かず、読書チャレンジにも参加せず、とにかく自由時間ばかりがあるという状態。サマーキャンプには送ってあげられないので、ある意味、その時間をどう有意義に使うか、という難しいチャレンジをさせられているという風にも感じます。

 

ゲームタイム、ネットタイムリミットもミニマムに設定されている我が家の息子たちは、使い切れないだけの自由時間をもてあまし気味。

 

そんな中で、長男はご近所さんのところにホームステーしていたスペイン人高校生から影響をうけてルービックスキューブにはまり始めました。

 

意地悪な私によって設定されている1日15分のネット持ち時間を使って、やり方をYoutubeで学び、一通り出来るようになったら、お小遣いをはたいて、スーパーキューブというマグネット式のキューブを買い、その後はいかに速く解くかということにはまりだしました。

 

タイムを落として喜ぶ姿の長男を見て、

「あれ?それって何かに似てない?」とふと考えました。

 

「おや?それはまさしく水泳の記録会でやっていることと同じ!もしかして、そのJoyを感じる方法は水泳じゃ無くても良いのかもよ?」

 

と言ってみたら、一瞬「ばれたか」という顔をしていましたが、「僕の本業は水泳!」

と言っていました。

 

時々息子達を揺さぶるのはそろそろやめなきゃと思いつつ、結局なにかしら競争していたいエネルギーの塊なんだなあと、そういう生物なのだなあと大元をつきとめた気分です。