Swim Mom 日記

くまもと出身、アメリカ東部在住。水泳好きな息子たちのおかげで競泳ワールドを覗いています。

金の価値、スイマーの価値

我が家では雑学用にリーダーズダイジェストという小さい雑誌を毎月購読しているのですが、夏休み中でヒマをもてあましている子供達も手にとって読んでいることが増えてきました。そんな姿を見て、「しめしめ、読んでる読んでる、その調子でいろいろ世界のことを勉強してくださいな」なんて思いながら、何が書いてあるのか吟味もせず、みていました。

 

とくに、長男はジョークやユーモア系の話をゲラゲラ笑い、おもしろいと思ったものは家族にシェアしてくれていて、食事の場も盛り上がるし良いことづくしだと思っていましたが、ある日、深刻な顔で私の方に近づいてきて、おもむろに、「2001年に25000ドル出して買ったゴールドは、当初の価値の5倍の125000ドルになっている」とかなんとか書いてある何かの広告を指さして私に見せてきました。

 

「へー、そうなんだ。すごいね。買った人、先見の明があるね」と適当に答えた私を見て、不満そうな顔を向けている長男。

きっと頭の中では、”なんでうちはその時ゴールドを買っていなかったんだ。なんて、イケてない親なんだ。買っていたら今頃、リッチになっていたはずなのに” などと考えているんだろうなーと、大体の思いが手に取るように伝わってきました。

 

が、いじわるかーさんは答えました。

「2006年*に赤ちゃん産んだ人、2020年現在で、その赤ちゃんは生まれた時の体重の13倍くらいになってるそうだよ〜。もっとすごいよね〜。」と。(*2006年は長男が生まれた年)

 

それを聞いた長男、まだ純粋な部分が少し残っていたのか(笑)、一瞬ビックリしていた様子でした。最近は上から目線が多いので、たまにはリベンジをしたくなります。

我ながらしょうもないですが・・。

 

 

さてさて水泳ですが、長男次男ともに朝5時からの練習も大分慣れてきたみたいです。

だんだん日が短くなって、水も冷たくなっていたりするそうですが、早朝の暗い中でガンガン泳ぐ、クレイジーなスポ根グループに混ざり込んでいます。

 

いったいこれが、20年後にどんな価値になっているのか。買った人=コミットした人だけがわかる何か。華々しい結果じゃなくても、人生のどこかで迷ったり悩んだりするときに立ち返る何かになっていれば、、、、。

 

なんて、私は泳いでないのでそんな偉そうなことは言えませんね(^_^;